戦前、戦後の右翼を調べる
とりあえず、表題の件についてKindleで手に入る書籍を色々と探している。
最近読んでるのは「右翼」の戦後史(講談社現代新書)安田浩一著。
この本についてはまだ別の機会に忘備録として書きたいと思う。
思えば、学生時代に俊郎さんに出会ってから、九段会館などの集まりに連れって行ってもらうと「彼は今どき珍しい皇国青年だ」と紹介された。。。。どちらかというと、親から左翼教育を受けてきたはずで、自分もどちらかというと左翼的だと考えていた。
高校生の頃、何を迷ったか共産党の青年支部「民主青年同盟」(民青)に入ろうと思いたった。それで、社会科の金井先生に相談したら「これから大学に入れば、たくさん社会的なことを話す機会があるから、今はまだ入らなくていいと思うよ」と言われて思いとどまった。あの時、諭されたことは自分にとって重大な事だったかもしれない。今となっては。
当時、アメリカのイラク攻撃や小泉純一郎首相など、政治が動いてた時期だった。高校生ながら小泉首相の国民的に人気にどこか懐疑的で「自己責任論」に反感を覚えていたからか、それとも自民党嫌いの親の影響か。高校三年生の頃に春日部駅に小泉首相が選挙演説に来たのだ。友人たちと連れ立って眺めに行った。すごい人の数であまり近くで見れなかったが、友人たちも興奮していたし、みんな興奮していた。昔から集団が嫌いな私は、確か反小泉的な発言をしたと思う、そしたら友達と口論になった。「どこでそんな思想に洗脳されたんだ」というようなことを言われた。我々の世代は94年の地下鉄サリン事件以降、「洗脳」や「マインドコントロール」という言葉を聞きながら成長して来た。そのため「洗脳されている」と言われたことは屈辱的だった。そんなことがあり、17歳の私は内に鬱屈としたものを抱えていた。だから「民青」に入ろうとした。
話を元に戻すと、右翼と左翼というものがなんなのか、ずっとわからずに来た。反米、反政府、軍事の自主独立、戦後は親米が右翼、反米が左翼。それは戦時中の日本が反体制的な右翼も投獄し潰してきたためだ(左翼や共産主義は周知の通り)。これから、その辺りのことは詳しく調べて行きたいと思う。。。。
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